おとぎ話(笑)19 もしも編 [名作パロディー]
シンデレラ
(もしも王子様がガラスの靴を持ってこなかったら)
「すみません。シンデレラと申します」
「何の用だ」
「昨夜お城の階段に、ガラスの靴を忘れてしまいました」
「ガラスの靴? ああ、ちょっと遅かったな。今日は燃えないゴミの日だったから出しちゃった」
「マジか!」
赤ずきん
(もしもオオカミがおばあさんになりすましていなかったら)
「おばあさまの耳は、どうしてそんなに大きいの?」
「福耳さ」
桃太郎
(もしも桃太郎がきび団子を持っていなかったら)
「サルくん、いっしょに鬼退治に行こう。報酬は出来高払いでいいかな。じゃあ、この契約書にサインして」
「ブラックじゃないよね」
鶴の恩返し
(もしも鶴が方向音痴だったら)
「夜分にすみません…あ、家間違えた」
ああ、これで5軒目よ。道一本間違えたかしら。
「夜分すみません…あ、ここも違う」
もう、恩返しやめよう。
白雪姫
(もしも魔法の鏡がアニオタだったら)
「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰?」
「それって、三次元限定? 二次元もアリだったら話変わってくるんだけど。そもそも毛穴見えた時点で萎えるんですけど、ワタシ」
ガッシャーン(割れた)
*****
おとぎ話(笑)シリーズ19まできました。
めざせ30連勝。あ、違うか^^
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(もしも王子様がガラスの靴を持ってこなかったら)
「すみません。シンデレラと申します」
「何の用だ」
「昨夜お城の階段に、ガラスの靴を忘れてしまいました」
「ガラスの靴? ああ、ちょっと遅かったな。今日は燃えないゴミの日だったから出しちゃった」
「マジか!」
赤ずきん
(もしもオオカミがおばあさんになりすましていなかったら)
「おばあさまの耳は、どうしてそんなに大きいの?」
「福耳さ」
桃太郎
(もしも桃太郎がきび団子を持っていなかったら)
「サルくん、いっしょに鬼退治に行こう。報酬は出来高払いでいいかな。じゃあ、この契約書にサインして」
「ブラックじゃないよね」
鶴の恩返し
(もしも鶴が方向音痴だったら)
「夜分にすみません…あ、家間違えた」
ああ、これで5軒目よ。道一本間違えたかしら。
「夜分すみません…あ、ここも違う」
もう、恩返しやめよう。
白雪姫
(もしも魔法の鏡がアニオタだったら)
「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰?」
「それって、三次元限定? 二次元もアリだったら話変わってくるんだけど。そもそも毛穴見えた時点で萎えるんですけど、ワタシ」
ガッシャーン(割れた)
*****
おとぎ話(笑)シリーズ19まできました。
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2017-07-01 10:02
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コメント(10)
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かちかち山
(もしも舞台が現代日本だったら)
タヌキ「…………」
ウサギ「…………」
タヌキ「かちかち、って音がしないなあ」
ウサギ「くそ」
タヌキ「なに怒ってんの?」
ウサギ「最近の百円ライター、重たくてこすれないんだよっ!」
by hitoyasumi-hiro (2017-07-01 12:53)
リンさん、こんばんは。
おとぎ話(笑)シリーズ、やっぱり面白い!!
特にシンデレラ、笑った。
これが本来の話なら、ラブには発展しなかったよね(笑)
鶴の恩返し。。。ようやく家を見つけても、
恩返しがバレた後、飛び立ってもまた迷ってそう(笑)
by まるこ (2017-07-01 21:59)
シンデレラ(もしも王子様がガラスの靴を持ってこなかったら)
「そうです、王子さま。わたしがあの日のシンデレラです」
「でもなあ、あのガラスの靴を合わせてみないとなあ。ここへ来る途中に落として割っちゃったんだよな」
「靴よりも、私の顔を覚えてはいないのですか?」
「む、胸ばっかし見ていたからなあ」
シンデレラはすっかりやせ細っていたのです。
赤ずきん(もしもオオカミがおばあさんになりすましていなかったら)
「おばあさまの耳は、どうしてそんなに大きいの?」
「狼を殺してその毛皮を私が着ているんだよ。どうだい? 似合うだろ」
桃太郎 (もしも桃太郎がきび団子を持っていなかったら)
「なんでだよ~ きび団子くれなきゃ付いてかないぜ」
犬、猿、キジは口々に言いました。
「この辺を耕して、きびを植えて、大きく成長したらそれをきび団子にして、鬼退治に行く事にしようぜ」
桃太郎は多数決に押し流されてしまいました。
その間にも鬼は人間たちを苦しめたと言う事です。
鶴の恩返し(もしも鶴が方向音痴だったら)
ワナから解き放たれた鶴は自分の巣に帰ろうとしましたが、とうとうたどり着くことは出来ませんでした。
力尽きて倒れている所に、木こりが通りかかり餌をくれ、鶴は元気になりました。
そして自分の巣に帰ろうとしましたが……
それからずっと、鶴はいろんな木こりに助けられ続けたと言う事です。
白雪姫 (もしも魔法の鏡がアニオタだったら)
「鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰?」
「そりゃもう闘魂むき出しの男だろ。長州力とか?」
「あなたひょっとして、オオニタさんじゃね?」
お粗末でした。
いやあ、名作パロディーは、僕の元気の元です。
by 海野久実 (2017-07-01 23:17)
リンさんさん おはようございます。
最近は、おとぎ話を聞く機会がありませんでした。もしも編のおかげで楽しく思い出させていただきました。
by SORI (2017-07-02 05:14)
それじゃ、私も海野さんに続いて一発。
シンデレラ(もしも王子様がガラスの靴を持ってこなかったら)
「こんばんわ」
「あら、王子さん、どうしたの」
「シンデレラさん、ガラスの靴は持ってきませんでしたが、ぼくの愛をうけてください」
「ごめんなさい。別の国の王子様がプラチナの靴を持って来たの。わたし、その人のお嫁になるの」
赤ずきん(もしもオオカミがおばあさんになりすましていなかったら)
「キャー」
「どうしの悲鳴か」
「いいえ。大発見だわ。日本狼がまだ生息してたんだわ」
桃太郎 (もしも桃太郎がきび団子を持っていなかったら)
サル、トリ、イヌ「なにきび団子もってない!?
「はい」
「そんなもん。いらん。ウヒヒヒ」
「キャー」
「桃太郎、いや桃子。イヒヒヒ」
鶴の恩返し(もしも鶴が方向音痴だったら)
地球を離れることうん万光年。
おや、ここはリングワールド。
ありゃ、あれはクビが2本あるけど私の仲間かしら。
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%91%E3%83%9A%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E4%BA%BA&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj5y42Jq-zUAhWBTrwKHctOBDUQ_AUICygC&biw=1395&bih=743
パペティア人だ。ラリー・ニーブン先生に案内してもらお。
白雪姫 (もしも魔法の鏡がアニオタだったら)
「姫」
「なんじゃ」
「姫の顔、私に映してるんですが」
「それが、どうした」
「満足ですか」
「バーカ。これはヒメではない」
「ではなんですか」
「ヘタというのだ」
100均で買った鏡は映すのがヘタ。
by 雫石鉄也 (2017-07-03 14:11)
<ひと休みさん>
サイドストーリー、ありがとうございます。
今はチャッカマンという優れものがありますよ、うさぎどん^^
by リンさん (2017-07-04 20:10)
まるこさん>
ありがとうございます。
落し物は、ちゃんと交番に届けてほしいですね^^
ツルはきっと恩返しの後迷って戻ってくるでしょう。
「もうしばらく置いてください」ってね^^
by リンさん (2017-07-04 20:12)
<海野久美さん>
いつもありがとうございます。
どれも面白い。
本家を食わないでくださいよ~(笑)
もしも編は応用が効いて、いろいろ考えられそうですね。
by リンさん (2017-07-04 20:18)
<SORIさん>
ありがとうございます。
子供が小さいころは、おとぎ話を聞かせたりしましたが、もうそういう機会もないですね。
by リンさん (2017-07-04 20:20)
<雫石鉄也さん>
お話ありがとうございます。
鶴の恩返し、迷子になって宇宙まで行っちゃうなんて、スケール大きいですね。
パペティア人、初めて見ました^^
by リンさん (2017-07-04 20:22)