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祝! 1,100記事 [コメディー]

本日は、「りんのショートストーリー」1,100話記念パーティにお越しいただきましてありがとうございます。
このブログを始めて12年。
1,100ものお話を、どうにかこうにか書いてこられたのは、ひとえに読者の皆様のおかげでございます。
心より御礼申し上げ……

ん? なにやら外が騒がしいですね。
何事でしょう?

「りんさん、乱入者です。招待状もないのに、りんさんに会わせろと数人の男女が……」
「何ですって? おめでたい席なのに、追い返しなさい」
「いや、もう入ってきちゃいました」

「りんさん、原稿料がぜんぜん振り込まれてないけど、どういうことなんだ」
「払ってもらわないと住宅ローンが」

ヤバい。私のゴーストライターたちだわ。

「おとぎ話(笑)の原稿料、12までしかお金もらってないわよ」
「俺のミステリーの原稿料が先だ」
「コメディ散々書かせておいて、笑い事じゃすまないぞ」
「今すぐ耳を揃えて払ってくれ」

「りんさん、これはどういうことですか? あなた、ブログを誰かに書かせていたんですか?」
「だって、1,100も書いてたら、ネタも尽きるでしょう」
「おかしいと思ったんですよ。いろんなジャンルの話を一人で書いていたなんて、無理があると思っていたんです」
「仕方ないじゃないの。たまにはスランプもあるのよ」

「あの~、夏に向けてホラーを2本ほど書いてきたんですが、前払いで頂けませんか」
「こっちが先だ。ミステリーの原稿料、早く寄越せ」
「おとぎ話(笑)の原稿が先よ」

「もう、パーティがめちゃめちゃですよ。どうするんですか、りんさん」
「りんさん」「りんさん」「りんさん」

「りんさんってば、起きてよ」
「はっ、夢だったの?」
「キーボードの上で寝ないでよ」

なんだ夢か。そうよね。この1,100話は、正真正銘、全部私が書いたものよ。

「りんさん、いいから早く次の話書いてよ。締め切りが迫っているのよ」
「ああ、そうでした。ちなみに、原稿料、前払いにしてもらえる?」
「しがないゴーストライターが、ふざけたこと言ってんじゃないわよ」
「はい、すみません」


というわけで、おかげさまでブロブの記事がなんと1,100話になりました。
いつも読んでくれてありがとうございます。
これからも、ゴーストライターを使わずに、コツコツ書いていきます。
よろしくお願いします。
ちなみに私、誰のゴーストライターもやっていません(笑)


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